ライン漫画で毎週月曜日に連載されている「再婚承認を要求します」の続きが気になりすぎて原作小説を翻訳しました。以下原作のネタバレとなりますので、ご注意ください。
第66・67・68話の感想
こんにちは、セロです!
いろんな漫画に手を出していますが、どうしても、冬休み中にずっとやりたかったことがあります。それは、「再婚承認を要求します」の冒頭シーンでナビエ皇后さまをハインリ皇子が迎えに来るシーン!!!を読むこと!
冒頭シーンがあるおかげでラスタの苦行になんとか耐えてきたものの、現在59話となった今でもその兆しは見えません。もう毎週月曜日になるたびにはらわた煮えくりかえることに耐えられず……でやっとまとまった休みに入ったので、ここから少しずつ翻訳して気持ちを落ち着かせたいなと思いまして。ちなみに、66話でお兄様に自宅監禁を命じたソビエシュにナビエが会いにいくところからスタートなので、次回1月4日更新のライン漫画60話は原作66話にあたると予想をしており、そこから翻訳をスタートしていきたいと考えています。
そして、ここの83話に注目です!!!ここで遂に離婚&再婚の冒頭ターンになるわけです!!!ここまで読み進めていきたいと思います。
原作小説はコチラから!
日本のラインでアカウント登録ができました。しかも小説はアカウントさえ持っていれば無料で読むことができるので、あとは翻訳アプリにかけるだけです!
66話の大まかなあらすじと感想
ソビエシュにラスタの子供の存在と兄の釈放について伝えなければいけないという荷が重い状況に、ナビエは何をするにも心あらずな状態でした。
ソビエシュを訪ねるとにこやかに笑っていて、それはいつもより穏やかな表情で。兄を監禁されているナビエにとっては理解しがたいものでした。朝食は食べたのか?ちゃんと食べなさいと優しく言ってくるソビエシュ。
「はぁ、そんなに私が健康を気遣うことがおかしいか」
「今の状況で言うべきことではないと思いますが」
ソビエシュは口元は笑っていたが、哀しい目をしていた。するといきなり魔法庁の話を始めるソビエシュ。魔法使いが減っている理由や能力が消える理由はまだ判明していないが、20年前からの減少傾向にあったが、ここにきて急激に数が減っているらしい。だがこの話に集中したくても、ナビエにはできなかった。そこから「エヴェリ」という子供の話になった、(誰?って思ったけどライン漫画課金しないと読み返せないのほんとムカつくwww一旦飛ばすことにしますw)その子は魔力が徐々に減り、魔法の授業に徐々についていけなったらしいのです。不憫に思ったナビエはその子に手紙を出すことを決めます。
その話が終わり、ソビエシュの表情からやっと個人的な話をする時間が来たことを悟ったナビエ。
「宜しければ私の兄をいつまで監禁しておくのか教えていただけないでしょうか」
ソビエシュは顔を背けて書類に目をやり、ナビエと目を合わせようとしなかった。
「私はあなたの兄があなたがコントロールできていなくて、それがこれからも変わらないという事実だけわかっているよ。兄が変わったとしても、それは私の子供が生まれる前ではないはずだ」
やっとナビエのほうを向いたソビエシュ。
「私は自分の子供を守るために、あなたの兄を追放する」
「私が一晩中あなたにどう言うべきか言葉を選んでいる間に、あなたは私の兄をどう処理すべきか悩んでいたのね」
「もちろん、永久的にというわけではありません。反省すれば戻ってこれるようにします」
下唇を噛み締めるナビエに手を添えようとして、それが分かったナビエは身体を背ける。そして彼のうんざりしたような顔に、こんなときでも私が鉄仮面だと思っているのかしら、と思うナビエ。
「必ずしもここまでしなければいけませんか」
「その質問、私がそなたの兄にしたいよ」
罪を問うと、ソビエシュは兄が先にロテシュ子爵の雇った者に襲撃を受けたことを知らず、兄がロテシュ子爵を拉致したことは知っているようだった。
「ラスタの過去のことはお聞きになりましたか?」
「皇后が何と説得してもコシャールを許すことはできない。許しを乞うなら出て行ってくれ」
エヴェリへの手紙を書きながら、ナビエは「ソビエシュは本当にラスタのことが好きなんだ」と心苦しくなる。ラスタと彼女の子供を守るためなら私の兄を追放までするのだから。怒りに満ち溢れているせいで手紙を2時間かけて書き上げるナビエ。
そしてまた2時間後、ラスタの過去を引き合いに兄を救おうとソビエシュに掛け合うことに決めたナビエ。ソビエシュの部屋へ行くためにはラスタのいる部屋を通らなくてはならないが(は???側室の分際で???)、そこで自分を裏切ってラスタ側についたヴェルダー子爵夫人と遭遇する。彼女は涙ぐんだまま私のほうを見ていた。「皇后陛下…」囁いていたが、ナビエには慰める余裕は持ち合わせていなかった。しかし黙って去ってしまう夫人。
夫人の泣いていた扉の前まで近づいたナビエは耳を疑った。
「しかし陛下が離婚するとは皇后家が反対するでしょう」
ラスタの声だった。
あああああああああああああああああああああああああああああああ発狂しそう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
67話の大まかなあらすじと感想
ソビエシュに隠し子の髪の毛を見られてしまい、気が気ではなくなっているラスタ。夜になっても顔を見せないソビエシュに不安が募るも、ソビエシュが姿を現しました。お酒を注いでいると、ソビエシュから驚く言葉を言われるラスタ。
「1年間皇后になれ」
「どういうことですか?皇后はどうなさるんですか?」
「皇后とは離婚するつもりだ」
ラスタは喜びの恐怖が押し寄せてくるのを感じた。
「1年間だから負担に思うな」
1年間という期限を疑問に思うも、子供が生まれて皇后になるための努力を見ればその先も皇后として認めてくれるかもしれない!と考えるラスタ。(はぁ!?頭湧いてんのか!ナビエの皇后になるための努力をそんな一年足らずで上回ることができるわけないだろ!?という怒りに私は押しつぶされそう)
1年ラスタが皇后になれば、ラスタの子供が皇子か皇女になれるのだという。
「君はただ熱心に学び、身体を大切にしていなさい。そしてこの話は誰にもするな。わかったか」
セキュリティーガバガバな件wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
一時間後、ラスタが眠るといつもであればベッドに運ぶのだがソビエシュはそういう気分ではなかった。ドアを開けるとナビエの使うバラの入浴剤の残り香があることに気が付きます。夫人や下女に聞いても皇后はここへは来ていないという。この時間に来ることはないため、ソビエシュは首をかしげながらも思い違いだと思うことにした。そして、カール侯爵との話を思い出す。
「計画を前もって申し上げるのはどうでしょうか。一年後に地位を戻すにしても、皇后は大変傷つくと思われます」
そんなことができたら始めからそうしていた、ソビエシュはナビエの自尊心を良く知っていた。そして、ナビエがラスタとの間に生まれる子供にひとかけらの好意を抱いていないことも。好きでもない赤ん坊のために皇后の地位を退くとは思えなかった。
一方でその話を聞いてしまったナビエは何も手につきません。ソビエシュと離婚をするということは一度も考えたことが無かったナビエ。一緒にこの国をと誓ったあの人はどこへ消え、私はこれからどうなるのか。「愛こそすべての原動力」と語った詩人たちの本を読み考えふけってしまう始末。それでも、このまま追い出されるわけにはいかなかった。
ピンク色の華やかなドレスを着て、寝不足な顔を隠す。皇后になれとラスタへ愛を囁いたソビエシュは一体どういう態度を私に取るのか知りたかった、というナビエ。その予想に反し、ソビエシュはいつも通り。差し出された手を見ないフリして通り過ぎると、また言い合いになる二人。すれ違いは続きます。
これさ、ソビエシュがすっごい良いやつ?というかただただナビエのことが超好きな男だったらまた違った楽しみがあるんだけどさ。そうではないからただナビエが可哀想なんだよな。ラスタのことは全く思ってなくて、ただ自分の子供を認めさせて、でも皇后はナビエのまま、ってもう自己中すぎて・・・ハァ。二人の仲睦まじかったエピソードが頭から離れなくて、ラスタさえいなければ違う未来があったんだろうなと思うと胸が痛くなってくる。なぜラスタなんか拾ってきた。拾わなければナビエはずっとお前に寄り添って支えてくれたんだぞソビエシュ・・・。なんかもう辛すぎて88話に飛びたくなってきました。
68話の大まかなあらすじと感想
ソビエシュはロテシュ子爵と面会すると、ラスタのことを脅していたんだろうと問い詰めるも、「ラスタの子供を育てるよう依頼されていたから利害関係は一致していた」と言われ、隠していた髪の毛からも辻褄が全て合うなと判断するソビエシュでした。奴隷売買証書の在処について尋ねると、ナビエの兄であるコシャールが持っている可能性が高いことが判明。ソビエシュはすぐにコシャールへ会いに行きます。彼らは昔、友人であったらしいが仲が悪いという関係で、追放を告げるとコシャールは分かっていたように受け入れた。しかし奴隷売買証明書は陛下の騎士の一人が取りに来たので渡したと言います。部屋中を探しても見つからない証書に、ナビエが持っている可能性が高いと疑うソビエシュはナビエの外出中に探し出せと命令します。
またソビエシュはトロピー公爵夫妻に息子が自分の子供を殺すために犯した罪について警告をします。追放を聞いた公爵は足元がふらついたが、公爵夫人はソビエシュを恨めしそうに見た。その顔がナビエそっくりでソビエシュは内心少しうろたえた。
そのころナビエは魔法使いが通うアカデミーの傍を歩きます。その時、3年前にハインリと行ったレストランの前を通り、あの頃もラスタに悩まされてはいたけど楽しかったなと思いふけるのでした。そのレストランに入ると、前座った席にハインリ皇子の姿が。
!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!!?再会キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(歓喜)
もう王になったはずの人がここにいるはずがないのに、ゆっくり近づくとそれに気付いたハインリ皇子もびっくりして飛び跳ねます。
「クイーン、今私がどれだけ驚いているか分からないでしょう」
「びっくりしました。ハインリ皇子はこのような…」
そう言いかけてもう皇子ではないことに気が付きます。ハインリと呼んでください、そう言って顔を赤らめる姿は自由な王子様のよう。(ぜったいかわいい)
「あなたが入国したという話は聞いていませんが」
「実は臣下たちの小言が嫌で逃げて遊びに来ました」
危ないですよというナビエに笑うハインリ皇子。「会いたかったです」低い声で呟く皇子に驚くナビエ。
「皇后陛下と過ごした日々は、私が皇子として過ごした最後に時間だったから」
ナビエはその気持ちに共感し、自分が皇后になったばかりの頃を思い出した。ただ、ハインリが悩んでいるのは王という重責だけでなく、別のところにあるのだという。それは王妃をどうするかという問題を臣下からしつこく詰められること。
ナビエと出会ってから、皇后という人間への理想が上がったと言うハインリにナビエはお礼を言う。ソビエシュは離婚したがっているというのに、と思うと心から喜べないナビエだった。しかしハインリは続けます。「本当に思うのです。クイーンが西王国の皇后であったなら国民も喜ぶでしょう、と」
口説いているのかな?で68話終了です。久しぶりに!!!!!心が救われた!!!!!!!!!!!!67話で少しソビエシュとナビエの関係を可哀想と思ってしまったけれど、そんなことはない!!!ハインリと早く再婚してナビエを幸せにしてやってくれ!そう思わずにはいられない68話でした。あと20話・・・
69話の感想はコチラから!
ここで中断するのもモヤモヤするので読み進めますが、次回のブログ更新は未定です!
毎週2話ずつ翻訳できたらいいなーとぼんやり考えています。またお付き合いいただけると嬉しいです♡
一気読みしすぎて感想まとめられなくなったのでメモですみません!書きました!
コメント