【ある日、お姫様になってしまった件について】第88話の感想と妄想 | CELLO’S ROOM

ある日、お姫様になってしまった件について

「ある日、お姫様になってしまった件について」RIDIBOOKSによる韓国連載88話の感想と妄想です。

第88話の感想

こんにちは、セロです!

年末にも関わらず、ある姫最新話が更新されて布団の中で歓喜です!!!今回もみんな美しくて終始見惚れてしまいました…が美しい絵の一方で物語は怪しい方向へと進んでいっています。

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お兄様の美しさがにくいッッッ!!!

第88話本編

ルーカスとパパを思い浮かべて、死んだはずのアナスタシウスと対峙するアタナシアからスタートです。元老会はもう大混乱です。

アタナシアはアナスタシウスとアルフィアス邸で会ったこと、ジェニットに不思議なほど親切にしていたことや、「可愛らしいお姫様」の物語後であろう夢に出てきた人物であることを察します。

アナスタシウスに関する記録は全ての公式記録から存在が消えていたから気付かなかったのだとアタナシアは考え着きました。でもなぜ死んだ人がここにいるのか……?

「アルフィアス公爵、あなたが皇城へと入れたのですか?これを陛下がお許しになるとお考えでしょうか」

剣をアナスタシウスに向けたフィリックスが発言します。

もうほんttっとうにかっこいいアタナシアの前に立って怖い顔してるフィリックス、完全なる騎士。最高。でもね、でもね、シロおじさんはちゃんとアナスタシウスに「そんな馬鹿な真似はするな」「陛下を裏切れと?」などと言った挙句魔法でアナスタシウスやっつけようとしたんですよ!!!クロードへの忠誠は本物だったんですよ!!!お願い、そこは誤解しないでみんな;;と毎回ソワソワするわたし。

「剣をしまえ、フィリックス・ロベイン。俺を誰だと思っている」

一触即発の雰囲気にアタナシアは「今この席で一番身分が高いのは私だ」として、対応を思案します。

「私の伯父さんですか?」

「そうです、アタナシア姫様。公式な場ではお初にお目にかかりますね」

どうやって生き返ったのか、なぜ以前出くわしたときには何もしてこなかったのか、頭の中は混乱するばかり。皇族であるために拘束もできないし、でも貴族たちの思惑が良からぬ方向へと動き始めてしまうし。黒魔法を使用した事実が明らかとなってしまえば、クロードは皇帝であっても廃位となり席が空くことになってしまう。

(パパが倒れたタイミングで現れたことからして、また皇位を狙いにきている可能性が高いし、最初からパパに呪いをかけたのもこの人かもしれない)

もう既に確信へとたどり着いているアタナシア。

「もう忘れられた存在ですので、静かにオベリアを離れようとしていたのですが、ある噂を聞いてこの国に対する責任を感じて戻って参りました」

一方でアナスタシウスはアタナシアのことを、騎士の後ろに隠れて震えているだけかと思っていたら、状況把握は早く堂々とした立ち振る舞いに一定の評価をしているようでした。

「先ほどアルフィアス公爵が言っていた根も葉もない噂のことですか」

アタナシアの顔がとても14歳には見えない!かっこいい!!!!!!!!

「その通りです。一国の皇帝が黒魔法に手を出し、それによって呪いにかかったという話が事実であれば簡単に見過ごすことはできません」

「根拠もなく陛下を冒涜するとは……」

ギリっと歯を噛み締めてアナスタシウスを睨みつけるフィリックス。犬がガルルルルと威嚇しているみたいな表情がいいッッッ(前話からフィリックス馬鹿と化しています)

そんな敵意むき出しのフィリックスを抑えて、フィリックスの前に出るアタナシアにフィリックスは動揺します。

「アルフィアス公爵、伯父様、このことについて責任を負う覚悟はできていらっしゃいますか。陛下があなたたちの妄言を知ったら決して黙ってはいませんよ」

(黒魔法を使ったのはお前じゃんか!パパは誰にも迷惑をかけずに自分自身にかけたんだよ!)

「黒魔法なら伯父様のほうが…」

そう言いかけて、アタナシアはジェニットが脳裏に浮かびます。

(事実を明らかにしたら、黒魔法で生まれたジェニットはどうなるの…?)

躊躇しているとまさかのアナスタシウスによるもう一手!!!!!

「そして僕が聞いた話によると、姫様は何度も魔力暴走を起こしたことがあるそうですね」

「それは私の体質の問題で伯父様が気にする話ではありません」

「いいえ、本来、皇族の魔力は純度が高く、決して暴走を起こしませんでした」

(神獣に関する情報は皇族の後継者にのみ伝わるため、アナスタシウスを殺して皇位についたクロードは知らなかっただろう、そして一緒にいれば魔力が主人に戻るという事実も)

コイツ…!魔力暴走は起こって当然のものだったのに、話をでっちあげやがった!!!!!

「私が言いたいのは、魔力の膨大さと不安定さから考えて、アタナシア皇女は現皇帝クロードが黒魔法を利用して作り出した存在ではないか、ということです」

!?!?!?!?!?!?!?!?!?!

アナスタシウスに剣を構えたままのフィリックスかっこいい…下ろせってさっき言われてたのに、ねぇ。好き…

「その言葉は度が過ぎます!」

フィリックスの父親疑惑のイケオジがアナスタシウスに抗議します。かっこいいよぉぉぉ

「姫様!こんな戯言、聞く価値もありません!」

フィリックスも動揺しながらアタナシアを支えようとしますが、貴族たちの会話が耳を掠めます。

「黒魔法でそんなことが可能なのでしょうか」

「根拠もなくあんなことが言えるでしょうか」

「そういえば姫様の母君は外国から来た踊り子でしたね」

「わざわざ卑しい踊り子を寵愛した理由が……」

クロード、アタナシア、そしてダイアナの侮辱まで始まってしまいます。許せない、もうみんな許せない……

「姿を現すだけでなく、陛下と私にこんな侮辱までしてくださるとは……どうやって償うおつもりですか」

「侮辱だなんてとんでもない。事実でないのなら弟が直接潔白を証明すればいいじゃないですか。クロードをここに呼んでください。私がここにいると分かれば寝ていても飛んでくるでしょう」

なぜ陛下を呼ばないのか、そんな声まで聞こえ始めてきて、アタナシアは勝負に出ます。

「陛下はせっかく安らかにお休みになっているというのに、私を親不孝者にするのですね。ちょっと、寝所にいる陛下に謁見要請をお知らせください」

渋々といった表情で家臣にクロードを呼んでくるよう命じるアタナシア。

「寝所には陛下の休息のために魔法使いが一緒にいるはずなので、一緒に来るよう伝えて」

魔法使いに反応するアナスタシウス。そしてルーカスが今ここで何か起こっていることを察してくれるだろうと考えるアタナシア。ルーカス!!!!!!!絶対なんかやってくれる!!!!!!!クロードに変身とかしてこてんぱにやっつけてくれそう(歓喜歓喜)

「皇室の魔法使いがいれば、私の潔白を証明することができましょう。そして、伯父様についても分かりますしね。死者を蘇らせることこそ、魔法ではないのでしょうか」

アナスタシウスは魔法使いとはルーカスのことだと察し、皇族である自分を殺すまではしないと思うが、今ルーカスと会うことは避けなければならないという判断に至ります。

本当に会うつもりではないだろう、と考えるアタナシア。剣を構え続けるフィリックス(♡)、双方の心の中での対峙が続きます。

「お姫様が疑問を抱くのも無理はないでしょう。お望みでしたらこの場で詳しく証言させていただきます。あの日の真実を」

(真実だと?)←フィリックス(♡)

「会議を継続できる状況ではないですね。会議を中止します。皆さんお引き取りください」

こうしてアナスタシウスの思惑通りルーカスとの対峙は避けられ、アタナシアの思惑通りクロードをこの場に呼ぶことは避けることに成功。しかし、貴族たちの間には動揺が広がり、その点に関していえば、アナスタシウス側がリードして今回の会議は終わったと言ってもいいでしょう……続き、はよ!!!!!!!

第88話後の妄想

ルーカス最強説!!!アエテルニタスがルーカスと対面したあの時の記憶からするに、やはりルーカスって最強の塔の魔法使いなんだな、と改めて実感した88話でした。

そんなルーカスがきっとこの窮地を救ってくれるに決まってる!

個人的にはフィリックスに大暴れしてもらって赤血の騎士を演じてもらう展開でも大歓迎なのですが(笑)そんなはちゃめちゃ展開にはならなそうですね。

多分こうあったらいいなという展開妄想メモです。

◆コンコン、と鳴り響く入り口に注目が集まる。「クロード・デイ・エルジェア・オベリア皇帝陛下御入場です」一同「!?!?!?!?!?!?!」アタナシア・フィリックス「!?!?!?!?!?!」

◆クロード「一体何の騒ぎかと思えば。娘のアタナシアに全て一任すると伝えたのに、この騒ぎを見るに何者かが邪魔したらしいな」アタナシア「パパ…」クロード「ふむ?」アナスタシウス「ちっ」クロード「アエテルニタス…か?」アナスタシウス「……まさかお前」そう言い残してテレポートで姿を消したアナスタシウス

◆クロード「私はこの通り生きている。危篤だか何だか知らないが、噂の根源を突き止め次第牢獄へぶち込むとしよう。アタナシアへ政治は一任する。わかったらもう去れ」貴族たち、久しぶりの皇帝の威厳に跪き異論を唱えるものはいなかった

◆フィリックス「陛下ぁぁぁ;;」アタナシア「パパじゃないわね、ルーカス」寝室へと入り、眠ったままのクロードとルーカスが変身したクロード、二人のクロードがいる状態にフィリックス大混乱。ひとまずクロードの危篤は無いことは証明できたが、クロードが目を覚まさないことには完全に回避できたとは言い難い。今回裏で糸を引いていた黒幕がアエテルニタスだということがわかり、アエテルニタスを倒せばクロードが目を覚ますかもしれないという仮説の元、アタナシア・ルーカス・フィリックスは行動を開始する(それでシロおじさんのために奮闘しているイゼキエルも合流することになるはず!!!)

こんな展開だったらアツいなぁ……本当につづきが楽しみです!

ある日、お姫様になってしまった件についての二次小説まとめ

次書くお話はフィリックス×アタナシア予定なのですが、他の作品の話も書き進めているのでまだまだかかりそう……需要あるかもわかりませんが、冬休み中に書きたい、絶対。

1/3フィリックス×アタナシア(フィリアタ?)小説更新しました!!!↓↓

第88話の感想と妄想はこちらから!

次回更新は2021年1月10日になります。

今年はたくさんの方にブログ訪問いただき、二次小説読んでいただき、で本当に楽しい一年になりました。また来年も本ブログをよろしくお願いします!

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