「ある日、お姫様になってしまった件について」RIDIBOOKSによる韓国連載115話~125話までを読んでの感想記事です。
セロです。前回までの記事を読んでくださりありがとうございます!3回に分けてしまいましたが、本当にこれで終わりです!!前回までの記事は下記からどうぞ!
123話の感想
アタナシアは唯一の肉親であるクロードが自分の未来を想像し寂しくなっていたことに気が付けなかった、結婚はしないと涙を止めません。嘘でも嬉しいというクロードに食い下がるアタナシア、クロードは満面の笑み(漫画では隠されてましたw)を浮かべ、アタナシアがそこまで言うならしょうがないと嬉しそうに受け入れます。これには皮肉を言い合っていたルーカスとイゼキエルもポカン顔。フィリックスは、まだ少女だからと微笑ましく観戦中。アタナシアは再度メイドに連れられて化粧を直します。クロードはアタナシアを見つめながら、いつまでも自分の腕の中にはいないだろうと言いつつも、まだその時ではないとも言い、フィリックスに呆れられながら二人は式へと向かうのでした。
満更でもないクロードの笑顔を見せてくださいよ先生!!!!!!
ええええほんとうに、結婚なんかしないと言ったアタナシアに、クロードはどんな顔をしていたんでしょう?しかも一回建前で断ってるのにアタナシアがごり押ししちゃったからwwwアタナシアの罪は重いぞwww
いやでも……アタナシアが心残りで転生までしてやり直したいと思っていた父との関係が、まさか結婚を渋るほどにまで寵愛を受けることになるなんてさ、感慨深すぎて……。かわいらしいお姫様の世界線知らなかったら、ただの過保護すぎるうざったい顔だけ良い父親だからねwwwでも、それでもいつか自分の元を離れてしまうアタナシアを思ってしまう父親心……切なすぎるねえ。
あとルーカスとイゼキエルが立ち去るのをジッと見つめて「コバエは今の内に排除……」みたいな恐ろしいこと言っていたけど、何をするつもりなんだろうかwww暴走しまくってほしいけどw
ルーカスとイゼキエルは「結婚しない」と言ったアタナシアに対する反応は対照的だった、そりゃそうか。アタナシアを落とせそうだったルーカスは最強で何よりも最優先な父親が最大障壁として君臨してきたわけだし、ルーカスのリードを感じ取っていたイゼキエルは誰かとくっつくくらいなら今の関係を崩さないままでいたいから安心の笑み?だったのかなと考えてみたり。二人がアタナシアのこと好きなのは全然良いんだけど、クロードに寂しい思いだけは絶対させちゃだめ~~~!!!と思っているパパ応援隊です。笑
そして前回戴冠式って???と呟きましたが、「オベリアの皇太子戴冠式」と翻訳したら出てきたから、彼女は正式な皇位継承者(一位)です~みたいなのを認める式ってこと???だからクロードは皇帝のままなんかな。クロードが死んだら(いやだぁぁぁぁっぁ)皇位継承式?やって皇帝になるんかな?こういう皇族の仕組み、すんなり語れるようになりたい。世界史もっとこういうこと教えてくれよ~~~
124話の感想
式は長い祝辞を終えると、戴冠へと移ります。クロードはアタナシアを正式な皇位継承者へと任命し、アタナシアの頭上に冠を乗せ抱きしめました。自身の後継者であることを宣言すると場内は大歓声に包まれます。式の外を出ると、そこでも溢れるような人と、アタナシア殿下(?)万歳の声が。デビュタントを思い出したクロードは緊張していないかとアタナシアに声を掛けるも、孤独だった前世のしがらみも完全に吹っ切れたアタナシアは「パパが隣にいるから大丈夫」と笑顔を見せました。
とてもいいお話だった———。戴冠の時にアタナシアを抱きしめたのは感極まってなのかな?それとも実際の式でもよくあることなのかしら???
123話まで「戴冠式って何?皇帝になるの?」とトンチンカンなこと言ってましたが、やっとわかりました、クロードの後継者であることを正式に、世界中に知らしめる式だったのね!!!だから半年かけて豪勢にと準備した理由がわかった。
そりゃあ、俺の自慢の娘を見ろ!!!な式なわけだから、段取りから招待客、、、準備には力を込めるわけだ。納得納得(今更)。自分のときは無かったからね、2倍以上の気合が入るよね。
でも気分が悪いなら式を中止しようと言ってのけるクロードが好きだよ。半年かけて準備したのに!?とそっちのが気おかしくなりそうだけどねwww
かわいらしいお姫様の世界線では父からも疎まれ(リリーしか傍にいなかったのかな?)孤独に18歳までしか生きられなかった少女が、父の愛を受け帝国中から認められる存在になれたっていうのがもう本当に良いラストだなって。
クロードって絶対人前で娘のこと抱きしめるようなことしないじゃん普通。性格的に。色々準備してたけど、この戴冠式の流れはリハーサルとかしたのかなwしてたら笑っちゃうなw
ていうか序盤に戻るけど、足組んで玉座から見下ろすクロードが1話のかわいらしいお姫様のクロード、クロード生誕祭の記憶喪失中のクロードのようなんだけど表情がね。どれよりも穏やかなのよね。記憶喪失クロードが見たら発狂するやつ。「なぜこんな顔を……」ってやつ。あのクロードに見せてやりたいよ!!!わたしは記憶喪失クロードが1.2を争うほどに好きだったりするw気の狂った(娘溺愛)自分を受け入れられなくて混乱する表情豊かなクロードが好きだからw
はああああ。おめでとう、アタナシア。そしておめでとうございます、お父様。
125話の感想
場面は移りパレード中。街中ではたくさんの花がアタナシアを祝うために溢れています。アタナシアへの祝いの歓声、クロードに対する尊敬の声(たまにフィリックス)を聞きながら会話を弾ませる親子二人。すると突然、人込みの中から差し出された一輪の花にアタナシアは目を奪われます。ルーカスが連れてきたジェニットでした。その場にはアナスタシウスの姿も…クロードはこのことを知っているようでした。物語はエンドロールへ。家族の形は様々、血の繋がりだけが全てではなく、いかに同じ時を過ごすかどうか。アタナシアがクロードへ感謝の意を伝えると、アタナシアから街中に世界樹の花びらが幻想的に舞います。「あなたは間違ってない」、そう世界樹からの啓示を思い出しました。この姿は帝国民に語り継がれることになり、この後アタナシアは歴史に名を遺す皇帝となったのでした。終
ジェニが!というのはTLで知っていたんだけど、それでも泣いてしまった(´;ω;`)(´;ω;`)ジェニットが顔を隠しながらも祝福に来てくれた、会いたいと思っていたジェニットと一瞬でも会えたことに胸がウっとなってしまって……もうダメだった。これはクロードが手配したんだろうか?イゼの案なんだろうか?誰にしてもナイスでした本当に!!!
そして一瞬映るアナスタシウスらしき人物!!!生きててよかった!!!弱ってたらどうしようかと思ってた!!!
シロおじさんは会えなかったのかな……絶対会いたかったよジェニットに……(´;ω;`)(´;ω;`)一緒に来ちゃうアナスタシウス可愛いな。ジェニットが心配9割、クロードの姿を見に来た1割ってところかしら……。
ルーカスとイゼはずっとバチバチしてるけど、パパパパなアタナシアを諦めて二人で仲良くしてくれないかな……ルーカスに付きまとわれて嫌がるイゼキエルが見たいんですが……「僕はそんなに暇じゃないって何度言えばわかるんですか」「そんなの部下にやらせればいいだろ、いいから付き合え」って無理やり悪いこと教えて抵抗するイゼキエルだけど、時に冷酷な判断したりするからルーカスがゾッとしてほしい。イゼキエルの日ごろのストレス(クロードからの嫌がらせ・シロおじからの干渉等)を良い感じで発散させてあげてほしい。イゼキエルを嵌めようとした貴族に相当の報いを与えて欲しいし、ここまでしなくてもいいとイゼキエルに止められて俺何やってるんだ?と混乱してほしい。決められたレールの上をいくんじゃなくて、こんな世界もあるのかと日々刺激を与えてあげてほしい。そして少しずつ年を取っていくイゼキエルに「だから人間なんて」と苦しんでほしい。(脱線事故)
あとこんなに盛大なパレードなのに、馬車の周りに一人馬に乗って横についてるフィリックス、なんかシュールで笑ってしまったwww隣で護衛しろと言ったのかすると言ったのかwwwなんかもっと、皇室のパレードって馬車の周りの護衛がすごそうなイメージだったからw最後まで大好きだったw
最後は本に描かれる形でアタナシアがこれからも幸せにオベリアを良くしていくことがわかってとても良かった。良い終わり方だったと思う。ああ終わってしまった。。。ああ。
ある姫完結おめでとうございます♡♡
いやあ~~~先生はシーズン2から脚本も担当することになっていたのか!記憶喪失のあたりかな?本当にあのあたりが衝撃で、原作追いかけていつクロードは記憶を取り戻すの!?と精度の低い翻訳かけながら必死に気持ちを落ち着かせてたのがとても懐かしい。確かにあのあたりから原作とは違うという話を見た気がする。
ちゃんと読んだわけではないけど、原作よりも先生の描いたストーリーのほうがキャラ一人一人を魅力的に描いていて好き。クロードが記憶を取り戻すまでの回想も、ジェニットとの心の通わせ方も、少し100話に向けて間延びしたときもあったけれど、100話以降の演出を思えば必要なことだったなと今なら思うし……。
クロードとアタナシア、ロジャーとイゼキエル、アナスタシウスとジェニット、ロジャーとジェニット、アナスタシウスとクロード。最後にも語られたように色々な家族の形があるけれど、血の繋がりがあってもなくても関係なくて、どうやって向き合っていくかが大切なんだというのを丁寧に描いた作品だなと思った。ルーカスと塔の魔法使いもあまり多くは語られなかったけど、血は繋がってなくても父親のように大切でルーカスにとって唯一の存在だったのかな?そういう家族の形が好きな作品だったから、ロマンスはいらない!となってしまったりもして……笑 いろんな意見を取り入れたり没にしたり、漫画家って大変なんだなと改めて知ったりできたあとがきだった。本当にお疲れ様でした。ちゃんとメッセージまとめて送りたいな。
という真面目な話はこれくらいにして!!!!!!!!!!!!なんですかあのシロおじとアナスタシウスの色気ムンムンな絵画は!!!!!!!!!????????????「居候しているしこれくらいは……」ってバスローブで出てくるの元皇帝!!!!!!!!!!は、鼻血なんですがちょっと!!!!!!!!!!アナスタシウスの顔はもちろん好きなんですが、このシロおじの醸し出すダンディーな空気???大好物すぎて、ほんとアナスタシウスにからかわれすぎて頭抱えてるシロおじがもっともっと見ていたかった!!!!!番外編で見れますか!?見れますかね!??っていうか番外編ってやるんですか?ミエタ?ジェニットにクロードと会いに行くお話でいいですか?そこにはシロおじもいますか???いますよね???????
ダイアナとの話も見たいし……アナスタシウスとジェニットの暮らしも見たいし……まだまだ覗き見たいお話はたくさんあるから……情報キャッチして追っていきたいと思います。
最後に、こんな感想吐きまくったり、二次創作しまくったりしたわたしにとっても初めての作品でした。恋愛ではなく親子関係にハマるって、と自分でも衝撃でしたが、韓国語読めないのに韓国語サイトの読み方調べて翻訳して……ここまで労力かけて作品に向き合ったのは初めてだし、新たな扉を開かせてくれたわたしにとってもかけがえのない作品だなと改めて噛み締めているところです。
不定期な更新にも関わらず、このブログへ足を運んでくれる方、コメント残してくれる方、Twitterで絡んでくれる方、たくさんの人と好きな作品を共有しあえることに感謝をして、一旦締めくくりたいと思います。本当に長い間お付き合いくださり、ありがとうございました。
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